<1.筋肉疲労>
まず挙げられるのが、筋肉の慢性疲労です。
ぎっくり腰は突然起りますが、症状としていきなり現われるだけで、ゆっくりとその原因となるもの は進行しているのです。
中腰で荷物を持ち上げようとした瞬間に激痛が走ったり、よろめいてちょっと片足を勢いよくついてしまった瞬間芯とにぎっくり腰になりやすいですが、日常の中 で同じ動作をしても平気だったのに、ある瞬間にぎっくり腰に芯ってしまうのです。
これは、少しずつ溜め込んだ筋肉疲労があるとき負担の許容量を超えてしまい、 腰痛として発症したしまったといえるでしょう。
日常生活を送る中で、筋肉疲労は必ず起こります。
それを回復するメカニズムを持ち合わせていますが、 睡眠不足や栄養のバランスが取れていないかったり、 運動不足や座りっぱなしの仕事を続けるなどしている と、筋肉疲労が回復することなく徐々に蓄積されていき、やがて腰痛を招いてしまうことになるのです。
<2.骨格の歪み>
ぎっくり腰になる原因の一つに骨格の歪みもあげるととができます。
私たちの日常生活を振り返ってみると、立ちっぱなしの仕事や座りっぱなしの仕事に就いていると、長時間、限られた姿勢でいることが多いでしょう。
こうすることで、身体の柔軟性が失われていき、同じ骨格や筋肉だけを使うことになってしまいます。
こうしたことが筋肉のアンバランスを生み出し、骨格の歪みを招いてしまいます。
歪んだ骨格は左右のアンバランスを生み出し、その周辺の筋肉への負担が変わります。
身体のバランスをとろうとする代わりの筋肉にも徐々に筋肉疲労が蓄積され、やがて腰痛につながるのです。
<3.いきなりの過負荷>
若い人やスポーツ選手に多いぎっくり腰の原因一つで、高いところから飛び降りた着地の瞬間や勢いよく振り返った瞬間、横になっていて勢いよく起き上がったときなど、止まっている状態からいきなり動いたときや動きの急激な切り替えのときに、腰にいきなりの過負荷がかかり、ぎっくり腰を起こしてしまいます。
これら以外に、体重や筋肉のバランスや生活習慣、体質なども考えられます。
と言う事で、色々とぎっくり腰になる原因はありますね。
このほかにも原因はあると思います。
それぞれの生活習慣の中で起こり得る事ですので、日頃から身体のケアは心掛けておきましょう。