ぎっくり腰は、血行不良が起きている腰周辺の筋肉が急に動かされたことによるショック現象です。
多くの方は、いきなり重いものを持ち上げようとしたときや、くしゃみなどをした拍子にぎっくり腰になります。
腰に強烈な痛みを感じ、どんどん腰が熱を持ち出して、歩いても寝ても座っても痛いという状態になるのです。
これは腰に大きな負担が瞬間的にかかって椎間板の髄核が大きくずれてしまい、筋肉を傷つけて炎症が起こるから。
そのため、ぎっくり腰の治療としてはまず、患部を冷やして炎症を鎮めることから始めます。
きっかけは別として、そもそもの原因は腰周辺が血行不良であること。
その原因は、加齢・睡眠不足・運動不足・体の硬さ・貧血・冷え性・前かがみの姿勢が続いたからなど、さまざまなものがあります。
いくつかの要因が重なってぎっくり腰になる方が多く、たとえ倒れてすぐに治療を行ったとしても即全快とはなりません。