便秘や下痢と冷えは密接な関わりがあります。
それは、体が冷えていると血流が悪くなり、便秘や下痢になる可能性があります。
なんとなく「体質だから…、病気ではないから…」とほうっておくのはよくありません。
<そもそも便秘や下痢の定義ってあるの?>
「便秘ぎみだな…」、「下痢になっちゃった…」など普段何気なく使ってしまいがちですが、そもそも便秘と下痢に定義はあるのでしょうか?
次でチェックしてみてください。
【便秘の定義】
・3日以上便が出ていない
・3日以内でもガスがたまっておなかが張って苦しい、不快だと感じる
健康なら1日1~2回便通がありますが、2日に一回だとしても「おなかが苦しくない」と感じる場合は便秘ではありません。
【下痢の定義】
・頻繁に便意をもよおし、排便回数が増える
・便の水分量が80%を越え軟便や水のようになる
“健康な便の特徴ってどんなもの?”
“便は健康のお便り”と言われるほど、腸の健康状態が表れます。 便秘や下痢が解消されても、便の状態を確認することで自分の体調をセルフチェックする習慣をつけましょう。
【健康な便の特徴】
・形はバナナ状
・色は黄土色に近い茶色
・強い匂いがしない
・食べた量よりも多い便が出る
食物繊維不足やお肉中心の食事をしていると悪玉菌が増えてしまい、便やガスを排出するための腸のはたらきが低下して便の量が減ったり、黒っぽい便や強いにおいの便、コロコロ便になったりします。
体に余分な水が多い状態のとき、いわゆる“水毒”状態の場合は軟便ぎみになります。