【なんだかんだ身近にある腰椎椎間板ヘルニア】

【なんだかんだ身近にある腰椎椎間板ヘルニア】

投稿日 Posted in 五反野駅前整骨院ブログ

今年になって環境の変化や寒くなってきた分、身体への負担が多くなった患者さんが増えてきました。

そこで、なんだかんだ身近にある疾患で、腰痛や坐骨神経痛の中で、特に多い腰椎椎間板ヘルニアについてご説明していきます。

                           

発症時期は・・・

青年期・実年の時期に多く発症します。

突然発生するタイプと、慢性的にじわじわと生じる場合があります。

正常椎間板の場合にはその後にある神経は自由に動くことができます。

体の曲げ伸ばしによって神経は障害物なく脊柱管内を痛みもなくスムーズに滑ることができます。

椎間板ヘルニアになりますと、後方にある神経は圧迫されて上下に動くことができなくなってしまいます。

この動きにくい神経に歪みの力が加わる結果、腰痛や足(脚)の痛みが起こったりします。

場合によっては脚の麻痺、しびれ、足の冷たさ等々を起こすこともあります。

椎間板ヘルニア(側面)

椎間板ヘルニア(横断面)

                          

<ヘルニアによる痛みの発生メカニズム>

椎間板ヘルニアは、次の3つのメカニズムで神経に障害を生じるため、痛みを感じることになります。

したがって治療法も何を主として目的とするかで方法が異なってきます。

○椎間板突出による神経圧迫

一番の痛みの発生原因は、椎間板に体重等の圧が加わり、椎間板が強く押され、突出した部分が後ろにある神経を圧迫してしまうからです。

○神経周囲の癒着

二番目の痛み発生の原因は、膨隆した靭帯もしくは脱出髄核が、神経と線維性癒着を生じ、神経のすべりが悪くなってくるからです。

長い間、神経がヘルニアと接触していると、粘性の高いフィブリン等が出現し、線維性癒着が増強し、神経は動けなくなってきます。

本来、脊柱管内で自由に動くべく神経の滑走性は低下し、神経に引きつれやゆがみが起こってきます。

○神経の炎症または機能低下

三番目の痛み発生の原因は、神経の周囲が充血炎症したり、神経の機能が低下して、神経麻痺・しびれ等を生じている場合が挙げられます。充血炎症は初期の急性疼痛であり、疼痛化学物質の出現によります。

症状や急性期又は慢性期等で治療法が違います。皆さんに合った治療法で症状改善をしていきますので、お気軽にご相談下さいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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