首が痛むと頭痛や肩こり、腕の痛みなどにも波及しやすく、仕事能率もダウンしがちですよね。
その原因のほとんどは姿勢の悪さにあります。
特に昨今、リモートワークが続き、首の痛みを訴える人が増えてきております。
リモートワークで何気なくやってしまっている姿勢のチェックをしてみましょう。
<猫背、のぞきこみ、あごの突き出し……。リモートでありがちな“悪い姿勢”が…首にダメージ!>
首は、成人で約5㎏もある頭を支えています。
その屋台骨が「頸椎」と呼ばれる首の骨。小さな7つの骨が重なり、それぞれの骨の間にはクッションの役目を果たす椎間板という軟骨があります。
何らかの要因で首に負担がかかると、椎間板の中にある髄核というゼラチン状の組織がずれて変形のもとになります。
痛みの原因は、その変形により周囲の組織が損傷を受け、神経を圧迫することによると考えられています。
クッションの役割を果たす椎間板が変形し、脊髄や脊髄から手足等へと伸びる神経を圧迫すると痛みやしびれが起こると考えられています。
首への負担による痛みのほとんどは悪い姿勢によるものとされます。
特にリモートワークでは、オフィスほど仕事環境が整っているとは言えず、知らぬ間に姿勢が崩れがちです。
そこで姿勢チェック‼️
次の項目に1つでも思い当たることがあったら要注意。
リモートでありがちな、悪い姿勢を招くワークスタイル
○ノートパソコンやタブレットで、下を向きっぱなし
○体が沈むソファに座る
○パソコンをローテーブルに置く
○床にあぐらや横座りしてパソコン操作
○机やいすの高さが合わず、画面をのぞきこむ
いずれも猫背になりやすい上、あごを突き出す格好になりやすいため、頸椎やその下に続く脊椎がゆがむもとに。
椎間板がつぶれるなどで痛みを引き起こします。
つぶれてしまうと神経に触れ手の方まで神経痛症状が出て、痛みや痺れが強く発生してしまいます。
そうなる前に、事前に体のケアや姿勢を改善していきましょう。