五月病を予防するためには、ストレスや疲労を溜めないことが大切です。
疲労回復を心掛け、自分にあったストレスの解消法をみつけましょう。
<趣味に打ち込む>
料理・釣り・プラモデル・絵・読書など続けてきた趣味や好きなことをしましょう。
脳内の「幸せホルモン(セロトニン)」の分泌が活性化し、ストレスが緩和されます。
<運動をする>
身体を動かす時間をつくることで、緊張を和らげ心身をリラックスさせることができます。
身体が重い感覚が続くようであれば、身体を動かしてみましょう。
<身体のリズムを整える>
休日もある程度決まった時間に起き、生活リズムを崩さないよう心掛けましょう。
また、睡眠の質を高めるため、深夜までの仕事や就寝前にデジタル機器に触れることは出来るだけ避けましょう。
<悩みを打ち明ける>
程度の差はありますが、周りには同じようなストレスを抱えている方がいるので、悩みを共有してみましょう。
話せる相手がいない人は、文章に書いてみると問題が明確になり、新しい視点が見つかるかもしれません。
~食事面のポイント~
セロトニンを生成する栄養素を含む食品であるバナナ、乳製品、大豆製品、さつまいも、いわし、白米(雑穀入り)などの摂取をお勧めします。
また、カフェインや甘いものは睡眠や内臓に悪影響を与えるため、控えましょう。
内臓の調子が悪い人は水分不足にも注意しましょう(摂取目安 : 1.5~2L/日)。
自分は症状が出ていない場合も、周囲には五月病になっている人がいるかもしれません。
「ゴールデンウィーク後に様子がおかしい」と感じたら声をかけ、みんなで五月病やうつ病を予防していきましょう。疲労回復を心掛け、自分にあったストレスの解消法をみつけましょう。