<起床後に太陽の光を浴びる>
朝起きたときに太陽の光を浴びる方法は、健康な体を作る方法などでも推奨されています。
まず起床後に太陽の光を浴びるメリットですが「体内時計がリセットされる」という点にあります。
目の中に光が入ることで、その光が網膜視床下部路を通り、脳の視交叉上核に伝わります。
この作用によって光の刺激が脳にインプットされ、体内時計は正しいリズムを刻むことができます。
休日の夜ふかしや朝寝坊は体内時計の乱れを引き起こし、眠気やだるさの原因にもなります。
起床後に太陽の光を浴びることで、休日に乱れた体内時計を整える効果が期待できるため、休み明けでも体調不良にかかることなく仕事や家事に取り組める可能性が高くなります。
<朝食をしっかり食べる>
体内時計をリセットするには朝食を食べることも効果的です。
朝食を食べることで血糖値を下げるインスリンが分泌されますが、この作用によって体内時計がリセットされます。
つまり朝食には太陽の光を浴びるのと同じように「眠りの体→活動の体」に変化させる効果が期待できるということです。
また栄養バランスの整った朝食をしっかりと摂取することで、脳にも十分なエネルギー源が行き渡るため、休み明け特有の集中力低下による凡ミスなども減らすことができます。
朝食のメニューですが、基本的にご飯やパンなどの炭水化物(糖質)、魚や納豆などの良質なタンパク質、野菜などの食物繊維など栄養バランスが整うように意識しましょう。
ちなみに魚の脂にも体内時計のリセット効果があります。
このような理由から休み明けの体調不良を解消するには「ご飯」「みそ汁」「魚」「納豆」などの和風のメニューはおすすめですね。