何となく体のだるさを感じるという経験はないでしょうか?
今回の投稿は身体のだるさについてご説明していきます。
まず、性別や年齢に関係なく誰にでも一度はあると思います。
体のだるさは、疲れ以外にもさまざまな原因があって引き起こされます。
☆体がだるいとは?
→体のだるさは、医学的には倦怠感と呼ばれる症状です。
肺炎やインフルエンザなどにかかり高熱を出すような場合には、全身が重くだるくなるでしょう。
このように、倦怠感は病気のときにあらわれる症状でもあります。
しかし、病気以外でもだるさを感じることは多く、さまざまな原因が考えられるのです。
<体のだるさを感じる仕組み>
だるさは、体が発する危険信号のひとつとされており、休息を必要としているサインです。
体の状態を一定に保とうとする働きを恒常性またはホメオスタシスと呼びますが、一定の状態が保てなくなりそうだというときに発せられる症状がだるさなのです。
だるさには、肉体的なだるさと精神的なだるさがあります。
スポーツなどで体を動かすと、一時的な疲労によって肉体的なだるさが出ることもあります。
肉体的なだるさは、休息をとれば短期間で回復することが多いでしょう。
しかし、精神的なだるさはストレスなどから生じるものが多く、慢性的にだるさを感じる原因になることもあります。
過労によるだるさのように、肉体的なだるさと精神的なだるさをあわせ持っているような状態になることもあります。
<体がだるい原因は?>
体がだるい原因として考えられるのは、どのようなことなのでしょうか。
1.疲労の溜まりやすい生活習慣
働きすぎで休息がなかなかとれなかったり睡眠不足が続いたりすると、疲労が蓄積していきます。
残業続きで自由にできる時間が少ないと、疲労だけでなくストレスも溜まるでしょう。
疲労の溜まりやすい生活習慣は、体のだるさにつながります。
2.精神的なストレス
仕事のプレッシャーや人間関係の悩み、引っ越しや転勤などによる環境の変化、結婚や出産による生活の変化など、日常的にさらされているストレスや人生の転機におけるストレスなどさまざまなストレスがあります。
3.風邪などの急性疾患
風邪のひき始めや治りかけも、だるさを感じることがあるでしょう。
4.食生活の乱れ
忙しいからといって朝食を食べずにいたり昼食を抜いたりしていると、栄養が不足して疲れやすくなったり気力が落ちてしまったりします。
野菜や果物をほとんど食べず、タンパク質や炭水化物ばかりの食生活で栄養バランスが悪い場合にも、体調不良になることがあります。
5.女性ホルモンのバランスの乱れ
女性の場合は、月経の周期に関係してだるさを感じることがあります。
このようにだるさを感じる原因は多々あります。だるさの原因を見つけそこからだるさを改善してさてみていかがでしょうか?
次の投稿はだるさの対処法です。