前回の投稿に続き身体のだるさについて説明していきます。
今回は『対処法』です。
![](https://gotannoin.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/42d296a0-cee4-4284-9e96-9d9a142ec065-12240-0000230c51ea70b0_file.jpg)
<良質な睡眠をとる>
体のだるさを感じる原因のひとつとして、自律神経の乱れが挙げられます。
自律神経を正常な状態に回復させるには、睡眠が何よりも大事です。
良質な睡眠とは、寝入ってから約3時間の間に深い眠りに入ることを指します。
良質な睡眠をとるために心がけたいことをご紹介いたします。
ポイント①
→寝る時間の3時間以上前には食事を済ませて、消化を終えた状態で就寝すること。
ポイント②
→40度くらいのぬるめのお湯に入浴して心も体もリラックスさせてから就寝すること。
ポイントは、シャワーで済ませるのではなく浴槽に浸かることと、寝る直前ではなく少し前に入浴を済ませておくことでしょう。
ポイント③
→寝る直前にスマホやパソコンを触るのは避けること。
また、寝る前にお酒を飲むと寝つきはよいかもしれませんが、睡眠の質が落ちるのでおすすめできません。
<栄養のバランスに気を付ける>
食事を1日3回とっていても、栄養が偏った食事であれば体の不調が起こり、だるさを引き起こす可能性があります。
栄養バランスのよい食事を心がけ、疲労回復に努めましょう。
<正しい方法で入浴する>
入浴によって血液の循環をよくすると、だるさを解消できる可能性があります。
入浴には、リフレッシュ効果や自律神経スイッチを切り替える作用があるのです。
ただし、43度以上の熱いお湯に肩まで浸かると体温や心拍数、血圧などが急激に変化してしまうため、それを調節する自律神経に大きな負担をかけることになります。
自律神経に負担をかけると活性酸素が大量に発生して細胞が酸化し、疲労につながるためだるさが増すでしょう。
だるさを解消するためには、正しい方法で入浴する必要があります。温度の目安は40度で、浸かる時間の目安は10分~15分です。全身浴で、肩まで浸かります。
入浴剤でリラックス効果を高めるのも、おすすめの方法です。
<適度に運動する>
ジョギングなどの有酸素運動で血液循環をよくすると、疲労の原因物質とされる乳酸が筋肉や肝臓にてより効率的に処理されるようになり、だるさの軽減が期待できます。
以上の事を行なっていけば、だるさも軽減して朝起きた時にスッキリとした感じで起きれるかもしれませんよ。