<(1)栄養のバランスの良い食事>
・免疫物質のもととなる、魚類、肉類、卵、大豆等たんぱく質食品
・免疫力を高め、粘膜を丈夫にしてウイルスの侵入を防ぎ、抗酸化作用のある「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」が豊富な緑黄色野菜
・腸の免疫細胞の活性化につながる発酵食品(納豆、みそ、ヨーグルト等)や食物繊維(海藻、キノコ類等)
・エネルギー源になる、ごはん、パン、麺類等
これらをバランスよく、1日3食べることがとても大切です。
<(2)適度な運動>
からだ全体を動かす運動を1日10分程度位から始めてみましょう。
血液のめぐりがよくなって、体温と代謝が上がると免疫力が高まります。
また、心臓や肺の機能、体力維持にもつながります。
・テレビ・ラジオ体操、ストレッチや軽いスクワット等
・体調の悪い時は無理をしないようにしましょう。
☆腹式深呼吸
・横隔膜を大きく動かす深呼吸は、肺の機能を高め、自律神経を整えて免疫力を上げる作用があります。
・深呼吸をする時は、初めに、普通に鼻から息を吸い口から吐きます。
その後、「ゆっくり鼻から大きく吸って、十分吸いきったら呼吸を1秒から2秒止めて、できるだけ長くゆっくり口から吐く」を、5から6回繰り返してみましょう。
息を吐く時にお腹をへこませて、吸う時に膨らませるように意識すると効果的です。
<(3)十分な睡眠>
睡眠は、日中の蓄積された疲労を回復させ、ウイルスに対する抵抗力を強める効果があります。必要な睡眠時間は、年齢や個人差もありますが、6時間以上8時間のあたりにあると考えられています。
<(4)生活リズムを整える>
朝の目覚めの時間、夜の就寝時間、食事の時間を規則正しくすると自律神経のバランスが整い、免疫機能を保ちます。
<(5)笑顔>
・楽しく笑うことによって、体内の免疫細胞の一つであるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させることができ、免疫力の向上が期待できます。
・また、笑うと、副交感神経が優位に働きます。副交感神経は、主に夜間、リラックスしているときに優位に働き、身体を回復させたり、内臓の機能を高め、免疫機能を正常にする作用があります。
読書、音楽を聴く等、趣味の時間を持ち、気持ちを和ませて過ごしましょう。
<(6)あわてないで、最新情報を確認!>
感染状況は、日々変化しています。
信頼できる情報源から最新の情報を入手するようにしましょう。