扁平足・足底筋膜炎は、適切な処置をしないとシンスプリントを引き起こすリスクが高まり、膝の内側や股関節、腰にも負担をかけてしまいます。 体のバランスも崩れることあります。
特に足を使うスポーツに限らず、腕を使うスポーツにも影響を与えてしまうのです。
足が回内してしまうと腕の位置が下がる。
テニスであれば打点が低くなる。
トラック競技やゴルフなどでは踏ん張る力や踏み切る力が効かないなど影響を及ぼすことも考えられるのです。
足底筋膜炎・扁平足はアスリートのパフォーマンスを低下させる一つの要因です。
予防法はアスファルトの上を長時間、走らないとか、靴選びからインソールによる除圧など様々です。
<足裏が痛い時のセルフケア>
しかし、これを見ている方々は多分、痛いんですよね 足裏が・・・
すねの内側が・・・
そこで、ここからはすぐに実践できるセルフケアについて紹介していきます。
○アイス・ヒートメソッド
セルフケアとして、まず安静とアイス・ヒートメソッドをオススメします。
15分冷して10分温める(足浴がベスト) これを数回、繰り返す。
足の裏がジンジンとしながら急激に温まる感覚が心地よいはずです。
これをするだけで、足の疲れが少し楽になりますよ。
○インソールを使う
扁平足は、足底筋膜炎に負荷がかかりやすい形状になっています。
そこで扁平足の方は、土踏まずを高くするようなインソールを使用すると、足底筋膜炎の痛みやストレスが緩和される場合がありますよ。
インソールの選び方は、負荷を分散させられる厚いものや、かかとが内側に倒れないよう、かかとの内側が高くなっているものを選ぶのがポイント。
自分の足にフィットするインソールをシューズに入れれば、それだけでぐっと歩行が楽になります。
軽度の足底筋膜炎なら、継続して足底筋膜への負担を軽減することでそのまま回復することもあります。
○サポーターを使う
インソールと同様に、サポーターも足底筋膜炎のストレスを軽減するのに有効です。
スポーツメーカーなどが足底筋膜炎の人向けに専用の商品を販売しているので、見てみるといいでしょう。
特殊クッションやベルト固定など機能が充実しているため、インソールよりさらにしっかりと踵を保護できます。