昔から「季節の変わり目 にはめまいがする」「天気が崩れる前には頭痛がする」など、気象の変化によって持病が悪化することを“気象病”と呼びます。
春は日々の 寒暖差や低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動の大きい季節で す。
このような変化に対応するため交感神経が活発に働き、だるさや 疲れやすさを感じたり、気分の抑うつや血圧の上昇、 めまいや慢性痛の悪化などの症状が現れます。
<良い季節を楽しむために、こんなことに気をつけましょう。>
1.バランスのとれた食事をしっかり食べる
ポイントは和食のイメージ(ご飯・汁物・主菜・副菜)です。
朝食は夜間下がった体温を上げ、自律神経を整える役割があるので欠かさないようにしましょう。
2.身体を外から温める
お風呂につかる…炭酸ガス入りの入浴剤は温浴効果を高めます。
気温に合わせて服装を調整し、冷えないようにしましょう。
スカーフやホッカイロも上手に利用しましょう。
3.睡眠をしっかりとる
生活の中で睡眠時間を確保する意識が大切です。
生活リズムを見直しましょう。
4.軽い運動や深呼吸で血流アップを
ストレッチ体操や背伸び、腹式呼吸は内臓を動かし血のめぐりも良くなります。