5月も終わり、ジメジメとした天気が続く6月がやってきましたね。
やっぱり、晴れている時よりかは天気がどんよりしている時の方が、気持ちも下がり気味になってしまいます。
更に厄介なのが、この時期になると、頭痛が出てきやすくなります。
・頭痛が辛くて薬を飲むがそんなに効果がない
・色んな体操やストレッチを試してみたが、自分には効かなかった
・とにかく体が重くてだるくて何もやる気が起きない。
というように、悪い症状をズルズルと引きずってしまい困っている声をよく聞きます。
薬では根本的に頭痛を治すことはできません。
もちろん、成分の効果で一時的には頭痛が消えると思いますが、原因を無視している限り、必ず再発します。
その原因とは、身体の歪みです。
日々の疲労に身体の回復が追いつかず、どんどん歪むから、身体の中を流れるあらゆる液体の流れが乱れます。
この流れを正常化させることができれば、必ず頭痛は治ります。
更に、気持ちの落ち込みや体の重だるさも一緒に改善されます。
<頭痛のメカニズム>
頭痛には大きく分けると3種類あります
1,緊張型頭痛
2,片頭痛
3,三叉神経、自律神経性頭痛
この他にも、頭頚部外傷や感染による頭痛もありますが、これらは専門の病院で診る必要があります。
整体で治すことができる頭痛は、上記の3つになります。
更に、頭痛で悩んでいる方の8割以上は1の緊張型頭痛に当てはまります。
これは、首や肩の筋肉が異常に緊張してしまい、脳まで血流が運ばれにくくなって起こる頭痛です。
みなさんも経験されたことが多いと思いますが、肩こりが辛いと頭痛が起こったことはありませんか?
これは、肩こりと頭痛が密接に関係しているからです。
まず、首や肩の筋肉が異常に固くなると、その中を通っている血管がねじれます。
血管とは、いわゆる血液を通しているホースです。
なので、このホースがねじれると酸素や栄養が脳まできちんと運ばれにくくなります。
更に、人間は一日に5万回は思考すると言われています。
このエネルギー源はもちろん、酸素や栄養です。
何もしていなくても、膨大に消費される上に、血管がねじれてしまっているので、
酸素や栄養はどんどん不足していきます。
すると、脳は「このままでは危ない!」と、SOSを発信します。このSOSこそが、頭痛なのです。
2と3の片頭痛と三叉神経、自律神経性の頭痛も名前は違いますが、メカニズムは大体同じです。
両者とも、首・肩の筋肉が異常に緊張しているからです。
なので、首・肩の筋肉の異常な緊張がとれると、脳まで続く血管というホースのねじれがなくなります。
ホースの中の通りがよくなると、新鮮な酸素や栄養が隅々まで届きやすくなります。
すると、脳からSOSを発信する必要がなくなるので、頭痛もなくなります。