なんとも不快な秋バテの原因は、自律神経の乱れです。
![](https://gotannoin.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/ee6e52d2-1713-40db-9067-7260db9912d2-12319-000001ed2ea04061_file.jpg)
自律神経は、内臓や血管、呼吸、代謝などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経です。
生命を維持するために、身体の機能を一定に保つ機能を司っているので、この神経が正常に働かなければ、変温動物のように気温が上がれば体温が上昇し、寒いと身体が冷え切って動けなくなってしまいます。
自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられます。
基本的に、交感神経が優位に働いている時は、身体は活動モードになり、副交感神経が優位のときには、リラックスする休息モードになります。
この2つが相互に作用しながら、シーソーのようにバランスがとれている状態が理想的ですが、自律神経が乱れてこのバランスが崩れると、さまざまな不調を感じるようになります。
病院で検査をしても特に悪いところは見つからないのに、原因不明の体調不良が続くことを不定愁訴といいますが、その症状は多種多様です。
体調を整えるには、普段から自律神経をいたわって整えていくことが何より大切です。