インナーマッスルを鍛えることによって、体温が上昇による脂肪燃焼の促進、血流の改善による手足の冷えの軽減、姿勢の改善などの効果があります。
そのインナーマッスルを鍛える方法の、準備としてのトレーニングがドローインという体幹トレーニングです。
仰向けに寝て膝を立て、お腹をへこませながら呼吸するというトレーニングです。
初級編の基礎トレーニングには、両肘と両足の4点で体を支えるプランク、両肩と両かかとで体を支えるバックブリッジ、片肘と両足の外側で体を支えるサイドブリッジなどがあります。
中級編も含め負荷をかけたトレーニングでは、ハンドニー、シットアップ、ハンドヒール・バックなどが、また道具を使ったトレーニングでは、バランスボールやバランスパッドを使ったものなどがあります。
<腰痛改善にインナーマッスルを鍛えることについて>
多くの方が腰痛で悩んでいます。
人類が2足歩行に変わったことで負担が増えたのも原因の一つだと言われています。
具体的な原因には、坐骨神経痛、腰椎の圧迫骨折、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアの他、筋肉の使い過ぎなどもあります。
使いすぎなどが原因の腰痛の場合、筋肉を鍛えると改善につながることもあります。
インナーマッスルは体の中心に近い筋肉のことで全身にあります。
体の中心部にある体幹とは意味が異なります。
インナーマッスルが鍛えられていないと姿勢が悪くなったり、骨盤が歪んだりします。
それを防ぐには鍛えるに限ります。
初めての方は初級編から体感してみて下さい。
なお自宅で一人だけでするトレーニングは長続きしにくいものです。
ビーフジャーキーなどのおつまみをお供にするのはいかがでしょうか?
良質のタンパク質が摂れるのでトレーニング効果も倍増します。
無理のないよう気軽に始めて継続してみて下さいね。