今回の腰痛症で痛めやすい筋肉、【腰方形筋(ようほうけいきん)】をご説明させてもらいます。
・重い物を持ち上げる。または腰を曲げた状態で作業を行う事が多い方。
・片方ばかり振り返ることが多い。または、左右どちらかに身体を倒しながら作業することが多い
方。
このような動作が多い方は、比較的痛めやすい筋肉です。
腰方形筋は、腰の奥深くにあり、腰椎を両側から支えている長方形の筋肉です。
姿勢を安定させたり、腰を反るとういう動作の役割を果たしています。
腰方形筋は左右対称についている筋肉なので、そのバランスが崩れると、片方の腰だけが痛んだり、腰をひねったときに痛みが生じたりします。
腰方形筋の腰痛の特徴とは?
腰方形筋の痛みの特徴として、奥深くに感じる背下部痛、不定期に起こる刺すような鋭い痛み(痛みは休息時に感じられる場合もあるが、通常は座っているときまたは立っているときに最もひどくなることが多い)。
睡眠困難、ベッドで寝返りをうつ動作やベッドやいすから起き上がる際の動作が困難、咳やくしゃみをするときの強い痛みなどを感じることもあります。
痛みは、腰にも出現しますがお尻や太ももの外側に感じることがあります。