腸内の善玉菌を増やす方法の1つが、善玉菌のエサとなる食物繊維をたっぷり摂ること。

日本人の多くは食物繊維が足りていないので、意識的に摂取することが大切です。

　

食物繊維は、水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」に大きく分けられます。

善玉菌のエサになりやすいのは水溶性食物繊維なので、善玉菌を増やしたいなら、果物や海藻類、大麦など、水溶性食物繊維を多く含む食品を積極的に摂るようにしましょう。

　

　

・腸の健康をサポートする2種類の食物繊維

<水溶性食物繊維>

～性質・機能 多く含む食品～

腸内細菌のエサになり、善玉菌を増やす。

発酵・分解されて作られた短鎖脂肪酸が腸内環境を整える。

コレステロールや糖の吸収を抑制するはたらきも期待できる。

～多く含む食材～

・大麦

・玉ねぎ、大根、ごぼう、にんにく、らっきょう、エシャロットなどの野菜類

・キウイフルーツ、パパイヤなどの果物類

・わかめ、こんぶなどの海藻類

など

　

<不溶性食物繊維>

～性質・機能 多く含む食品～

腸内で水分を吸収して膨らみ、便のカサを増やすことで排便を促す。

～多く含む食材～

・切り干し大根

・モロヘイヤ、かぼちゃ、えだまめなどの野菜類

・きくらげ、しいたけなどのきのこ類

・大豆、いんげんまめなどの豆類

など

　

水溶性と不溶性をバランスよく摂取することで善玉菌の増殖を促しますので、意識してみてはいかがでしょうか？