前回の投稿では途中までのご紹介でしたので、今回は残りのエクササイズをご説明していきます。
4.自律神経ストレッチ
腸に刺激を与えながら、腸内活動をサポートする筋力を鍛える方法のひとつに、自律神経ストレッチがあります。
自律神経ストレッチは体に過度な負担をかけず、意図した部位に適切な刺激を与えることができます。
ここでは、腸活に役立つ二つのバリエーションをご紹介します。
1)腸を刺激し、便秘を解消するエクササイズ
大腸を刺激し、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活性化するエクササイズです。
右手を右腰の上、左手を左肋骨(ろっこつ)の下に置いた状態で、腰をぐるりと時計回りに回転させます。
「1、2、3、4」と4拍で1周。
この動きを8回繰り返します。
次に手を入れ替え、左手を左腰の上、右手を右肋骨(ろっこつ)の下に置きます。
先ほどとは逆方向に、腰を8回、回転させます。
2)腸管の運動を活性化するエクササイズ
おなか回りのインナーマッスルを鍛えながら、腸管を刺激するエクササイズです。
まず、おなかの上部の両脇をつかみ、背中側から前側に絞り込みながら前屈します。
前屈しながら息を強く吐きます。これを8回繰り返します。
次におなかの中程をつかんで同様の動きを。
最後におなかの下部をつかんで、さらに同じ動きを繰り返します。
5.ヨガ
簡単に実践できて、腸活に効果的なヨガのポーズを、二つご紹介します。
1)三日月のポーズ
三日月のポーズは両手を頭上に上げ、片足を大きく前へ踏み出しひざを曲げます。
足を踏み出したポーズを維持したまま、ゆっくりと深呼吸を5セット行いましょう。
2)赤ちゃんのポーズ
赤ちゃんのポーズは仰向けに寝てひざを抱えます。
深呼吸を5セット繰り返しましょう。
以上。腸活のための運動のご紹介でした。