頭痛にはいくつか種類があります。
その中で、頭痛の7割を占めるともいわれているのが「緊張性頭痛」です。
頭痛には緊張性頭痛の他にいくつか種類があります。
○緊張性頭痛の特徴は・・・
「後頭部から頭全体を締め付けるような痛み」「肩こりが強い」
「吐き気はあまりない」
などです。
これ以外の症状で頭痛がひどい場合には以下の頭痛の可能性があります。
○偏頭痛
ズキン、ズキンと脈打つように頭の片側が痛む。
吐き気をもよおすことがある。
光(明るい場所)や音が耐えられなくなることがある。
痛みや症状で日常生活が行えなくなる。
頭の位置を動かすと、痛みが増強することがある。
頭痛発作が始まる前に、目の前に火花が散るような光がみえる前兆が起こる(閃輝暗点)。
緊張型頭痛の症状もあわせもつことがあり、その頭痛は混合型と呼ばれる。
○群発頭痛
片方の目の奥が激しく痛む頭痛。
毎日決まった時間帯に起こり数時間続く。
頭痛発作が毎日約2ヶ月間、群発する。
数年おきに起きる。
○二次性頭痛
病気や内臓の症状が原因の頭痛。
突然起こる、鈍器で殴られたような、今まで感じたことのない痛み、意識が遠くなる感覚、言語や運動の麻痺、発熱や強い吐き気からの嘔吐、これらが同時に起こることがある。
副鼻腔炎(耳鼻咽喉科)、緑内障(眼科)、顎関節症(整形外科)などが頭痛の原因となる。
○薬物乱用頭痛
月に10日以上飲んでいる人が薬物の依存によって発症する頭痛。
無水カフェインを含んだ薬は依存性を招きやすいとされている。
二次性頭痛に含まれる。
などと言った頭痛の種類があります。
緊張性頭痛は筋肉からの由来が多いのですが、それ以外の頭痛に関しては筋肉以外からの原因でもあるので、症状が強い時、明らかにいつもと違うなどと言った症状がありましたら医療機関に受診してみてもいいと思います。