< 今年の冬だからこそ起こりやすい寒暖差疲労の要因 >
寒暖差疲労が起こる原因は、原理的には身体に短時間で寒暖差が生じることで起こります。
しかし、その背景には寒暖差に慣れていない、言い換えればいつも室内にいて、外で汗をかいたりしていないような場合や、ストレスが強い状態、さらには生活習慣が乱れている場合に自律神経が特に働きにくく、寒暖差疲労が起こりやすいと考えられます。
自律神経は、夏の間に汗をかくことで鍛えられますが、自粛生活が続いた去年と今年は、室内に滞在することが多かったため、運動をしたり、外に出て汗をかく機会が少なく、自律神経を鍛えることが十分にできていません。
また、慣れない在宅ワークなどでストレスが多い生活をしているために、自律神経を調整する力も低下している恐れがあります。
自律神経のトレーニングができていない去年と今年は、朝晩と日中の気温差や、室内と屋外の寒暖差を調整する能力が備わっていない可能性が高く、寒暖差疲労が起こりやすい状態です。
今からでも自律神経を整えるよう心がけましょう。