昨日、一昨日と暖かいような感じがしましたね。
暖かくなってくるとなんだか鼻がムズムズしてきます。
花粉症の季節到来です。
毎年お馴染みの症状と付き合っている方も、最近花粉症を発症してしまった方も、花粉症のメカニズムや対策を知って、花粉シーズンのピークに備えましょう。
<花粉のピークは?>
2月から4月頃まで飛散するスギ花粉がよく知られていますが、実は季節を問わずさまざまな植物から花粉が飛散しており、複数の花粉が合わさってアレルギー反応を引き起こす人もいます。その症状の出方もさまざまなため、自分だけで判断せずに医療機関で適切な診断を受けましょう。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目や皮膚のかゆみ、頭痛、倦怠感などの症状が表れる場合があります。
主な花粉の飛散時期
1月~4月
→ハンノキ…日本全域に分布
2月~4月
→スギ…本州、四国、九州の山中に分布
3月~4月
→ヒノキ…本州の福島以南と四国、九州に分布
5月~10月
→イネ科(カモガヤ、オオアワガエリ、ススキなど)…日本全域に分布
8月~9月
→ブタクサ…日本全域に分布(東北以北は少ない)
9月~10月
→ヨモギ…日本全域に分布
8月~10月
→カナムグラ…日本全域に分布(特に関東地方)
花粉の飛散が多い日の条件
・気温が高い
・晴れまたは曇り
・風が強い
・湿度が低く空気が乾燥している
・雨上がりの翌日
花粉が飛散しやすい時間帯
スギは朝、開花して花粉を放出するため、上空に舞い上がった花粉が昼前後に一部落下します。
そして気温が低下する日没にも、上空の花粉が落下するため、日没前後には花粉が増えるのです。
スギ花粉は昼前後と日没前後が要注意です。
その年ごとに花粉の飛散量・時期は違う!?
花粉は毎年同じ量が飛ぶわけではありません。
2月から4月頃に飛散する花粉は、前年の7月から8月中旬頃の気象情報により飛散量が変わります。
「日照時間が長い」「気温が高い」「降水量が少ない」と多くなる傾向があります。
花粉の飛散量は、その日の気象条件や時間帯によって変わります。
花粉の飛散が多くなる日や時間帯は外出を控えるのも対策のひとつです。
という事で、花粉の特徴を知った事で、次は対策の話を次の投稿でしていきますね。