骨盤が歪むと、身体にさまざまな影響を及ぼす恐れがあります。
どのような症状が起こるのか、以下で見ていきましょう。
○腰痛
○肩こり
○冷え性
○便秘
○むくみ
○下腹が出る
○代謝が悪くなり太りやすい
○生理痛や生理不順
○O脚やX脚
○不眠や自律神経の乱れ
また、骨盤の歪みは1種類だけではありません。
複数のタイプがあり、歪み方や現れる症状が異なります。
それぞれのタイプの特徴や主な症状は、以下のとおりです。
<前傾タイプ>
特徴:女性に多い
主な症状:腰痛・下腹が出る・太ももが張りやすいなど
<後傾タイプ>
特徴:筋力低下や加齢によって起こることが多い
主な症状:猫背・垂れ尻・垂れ胸・肩こりなど
<開きタイプ>
特徴:骨盤が横に開くタイプの歪みで産後の方に多い
主な症状:下半身太り・O脚など
<左右傾きタイプ>
特徴:お腹やお尻の筋肉に左右差があると起こる
主な症状:腰痛・背骨の曲がり・肩こり・外反母趾など
ご自身の症状と照らし合わせて、骨盤の歪みタイプをチェックしてみてくださいね。
骨盤の歪みからくる腰痛に注意
骨盤の歪みによる症状の中で、特に目立つ症状が腰痛で、骨盤が歪むことによって上半身を支える力が弱まり、腰の筋肉などに大きな負担がかかり腰痛が生じます。
骨盤の歪みからくる腰痛は、筋肉の痛みによるものだけではありません。
腰椎がズレて神経を圧迫する「坐骨神経痛」を起こすこともあります。
また、痛みがひどいと日常生活に支障が出るため、骨盤の歪みは放置はしないようにしましょう。
☆骨盤が歪む原因とは?
骨盤が歪む原因はさまざまですが、日常生活の癖で起こることがほとんどです。
・カバンを持つときはいつも同じ方の手
・足を組む癖がある
・左右どちらかに重心をかけて立つ癖がある
・ハイヒールを履くことが多い
・うつ伏せで寝ることが多い
その他の原因としては、妊娠・出産や加齢による筋力低下などがあります。
また、ケガをした部分をかばい続けていると、全身のバランスが崩れて骨盤が歪むこともあります。
日常生活で自然と歪んでしまっています。
大きな症状になる前に事前のチェック、治療をしていきましょう。