<日本人のカラダは湿気やすい!?>
外からの湿気の影響は雨だけではありません。
不運なことに、日本の地形が湿気負け体質に追い打ちをかけています。
島国である日本は四方八方を海に囲まれているため、全方位から湿気が入り込みやすく、私たちは湿気にさらされやすい環境で生活しています。
いわば、日本に住んでいる時点で、湿気やすい下地ができているようなものです。
さらに、“過剰な湿気は胃腸を弱らせる”と考えられています。
湿気の多い梅雨や夏に、食欲不振や消化不良が多く、乾燥する秋には「食欲の秋」と銘打つほどに食欲が増し、消化が良くなります。
湿気の多い環境にいる日本人の胃腸は弱くなりやすく、そのため昔から胃腸に優しい淡味の和食が浸透し根付いたとも言われています。
胃腸が弱くなると全身の水の巡りはさらに悪くなり、ますます湿気やすいカラダになります。
<天気予報よりよく当たる!?湿気負け体質は湿気に敏感!>
湿気に悩む人の中には「雨や台風が近づいて来るのが分かる!」という方が多くいます。
ちょうどその頃に症状が悪くなるとのことです。
「雨の日の前になると頭が痛くなる」「台風が近づいてくるとめまいがひどくなる」など、湿気が多くなるのと同時に、症状が悪化しやすくなるのも湿気負け体質の特徴のひとつと漢方では考えています。
あなたの症状はいかがですか?
事前に気づく事で、早めの対応で症状の軽減を図れますよ。