都内は先週末20度近くまで上がり、日に日に春の足音が聞こえ始めてきました。河津桜は一足先に満開のようです。いい季節になってきましたね。
とは言ってもまだまだ朝晩の冷え込みは厳しく、調子を崩しやすい季節です。みなさんも体調管理にはお気を付けください。
さて、春先に多い症状の一つに「ギックリ腰」があります。
意外に思われる方も多いのではないでしょうか。
冬の寒さから解放されて気温も徐々に上がり、身体の状態も良くなりそうな気がしますよね。そこにまさかの落とし穴。
主な原因の一つとして、寒暖差があります。
冬の寒い時期に緊張していた筋肉が、春先の暖かさで急に緩むためにこういった現象が起こりやすくなります。
先週末は20度近くまで上がったのに、翌日は10度に満たない…。まさにこういった気温のアップダウンが激しい時は特に注意が必要です。
寒暖差は筋肉への負担ばかりでなく、自律神経の乱れ、ストレスにも繋がり、結果として腰への負担となってしまいます。
そんな状況で重い物を持ったり、普段の何気ない動作がギックリ腰を引き起こす原因となってしまう事も多くあります。
うかうかくしゃみも出来ないですね。。。(冷汗)
またギックリ腰以外にも、腰に痛みが出やすい季節でもあります。
原因は様々で間違った対処をすると悪化することもあるので注意が必要です。
腰に痛みがある方は、腰の痛みをチェックしてみて下さい↓
ザックリですが、腰の痛み一つとっても原因が様々ということがお分かりになるかと思います。
腰が痛いからといってシップを貼っている方は要注意!
各タイプの対処法は下記をご参照ください。
【ギックリ腰タイプ】
まずは冷やして安静にして下さい。お風呂で温めたり、運動やお酒は禁物です。出来るだけ早くご相談下さい。
【頑張りすぎタイプ】
仕事や運動の後、一時的にアイスノンや氷で冷やしてください。
痛みがひいている時は温めた方が良いです。逆に湿布の貼り過ぎにはご注意ください。
【血行不良タイプ】
冷やさないように心掛けてください。痛くない時に軽い体操をしてみるのも良いです。湯船に浸かり身体を温めてください。
【根本解決タイプ】
痛みの原因として骨盤の歪みや姿勢の悪さなどが考えられます。まずは痛みの原因を知り、姿勢改善、骨盤矯正など根本から良くすることが必要です。
どの腰痛のタイプも筋肉のバランスが崩れたり、背骨のバランスが崩れると痛みが出てきます。腰痛の治療には、筋肉の治療と背骨のゆがみを整える必要があります。
当院ではこんな症状でお悩みの患者さんも多く来られています。
どうぞお気軽にご相談ください。
腰の痛みに負けず、快適な春を過ごしましょう!
「ギックリ腰」についてはこちらから